【何があった】VIVANTとサンリオのコラボ中止を分かりやすく解説

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TBSの人気ドラマ「VIVANT」の内容を中国の新聞が批判したことを受け、まずサンリオ中国が、次いで日本でもサンリオのコラボ商品取り扱いを中止することが発表されました。

 『そもそもコラボしていることを知らなかった』

 『VIVANTの何が問題で中止になったの?』

 『話が難しくてよく分からない』


本記事ではそのような方のために、コラボ中止について分かりやすく解説したいと思います。

「VIVANT」内容の確認

まず「VIVANT」の内容を簡単におさらいしておきます。

本作は日本の自衛隊の秘密諜報組織:通称『別班』の活動を描いたもの。主人公の乃木(堺雅人)もそこに属します。

今回のシーズン2では、冒頭で別班員5名(松坂桃李ら)が中国の秘密組織・シンシーに拉致されていました。

目的は別班員が持つ日本の機密事項などの重要情報を聞き出すため。

乃木はノコル(二宮和也)らの協力を得て、彼等を助け出すためシンシーのアジトに潜入する……という展開でした。

中国紙による「VIVANT」の批判

中国紙による「VIVANT」批判は、ドラマの内容が中国を残虐な敵として描いていることに対するものでした。

  • ドラマ内で中国の工作員が日本の『別班』の諜報員を残忍に拷問し、情報を吐かせようとするシーンがあった。
  • 拷問は、指を切断、腹を刺し、最後は死に至らしめるという残酷な描写だった。
  • 中国共産党機関紙系の「環球時報」や中国国営メディアは、こうした描写が『中国人を残虐な加害者として描いている』と批判。

それに対しTBSは『作品は完全なフィクションであり、特定の国をおとしめたり国家間の対立をあおったりする意図はない』と説明しました。

一方で『暴力描写や表現方法への意見は真摯に受け止める』としています。

サンリオがコラボ中止を発表

中国の新聞・環球時報がドラマとサンリオとのコラボを批判する中で、『ハローキティは日本の右翼と共に踊るべきではない』と題する社説を掲載。サンリオのコラボも企業理念に反するとしました。

三麗鴎国際貿易有限公司(サンリオ中国)は声明を出し、謝罪の上、微博(中国のSNS)の公式アカウントで「VIVANT」とのコラボおよび今後の関連企画・宣伝活動を中止すると発表しました。

新聞やメディアによる批判を受け、サンリオ中国がコラボをとりやめる形になったわけですね。

翌日には日本のサンリオも『企業理念にそぐわない表現が含まれている』としてコラボ中止を発表しました。

コラボ商品と企業理念

コラボ商品は、ハローキティやマイメロディといったサンリオのキャラクターが「VIVANT」の登場人物に扮したもので、ぬいぐるみや文房具などが展開されていました。

表面的には「VIVANT」の服装をしているだけでも、ドラマの中では銃で人を撃ち殺したり、監禁・拷問するといった暴力的な行動があるので、サンリオの企業理念である「みんななかよく」と合っていないのでは、という意見があったのかもしれません。

今回の中止騒動をうけ、ネット上では以下のような声が上がっています。


 『どちらのキャラクターも好きなので、中止は複雑に感じる』

 『VIVANTとは世界観が大きく異なるので、コラボ自体に疑問だった』

 『コラボ商品の購入を楽しみにしていたので残念』

 『サンリオには暴力から遠い存在でいてほしいので、妥当なのでは』



…といった様々な反応があるようです。

今回の「VIVANT」とサンリオのコラボ中止は、ドラマの表現をめぐる中国側の批判が思いがけずキャラクター商品の販売に影響を及ぼした事案でした。

現状、ドラマの放送・配信が中止されるような事態には至っていないので、そちらは引き続き視聴することができそうです。

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