【深川麻衣の魅力】人気の理由と おすすめ出演作の役柄を紹介

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以前はアイドルとして活動しながら、乃木坂46を卒業してからは女優に転身し活躍している深川麻衣さん。
自然体の演技で多くのファンを魅了し続けています。

この記事では女優としての彼女の役柄と魅力についてお伝えしたいと思います。

深川麻衣 女優への転身と活躍

アイドル活動~女優業へ

まず深川麻衣の基本プロフィールは以下のとおりです。

 名前: 深川 麻衣(ふかがわ まい)
 生年月日: 1991年3月29日
 出身地: 静岡県磐田市
 身長: 162cm
 所属事務所: テンカラット

深川麻衣は、いまや誰もが知るアイドルグループ乃木坂46の1期生として活躍していました。

その優しく癒される雰囲気から、ファンからは「聖母」という愛称で呼ばれ親しまれていましたね。

アイドル活動を続ける中で、乃木坂46のMVの撮影のときに映像作品を作ることの面白さを知ったのだそうです。
それをきっかけに女優の仕事への関心が高まっていきました。

そして2016年にはグループを卒業し、本格的に女優へと転身。
2017年には舞台「スキップ」で初主演を務めています。

女優一本の道を選んだ理由

アイドルを続けながら女優の仕事をする人もいる中で、なぜ彼女は女優一本で勝負することに決めたのでしょうか。

インタビューによると、聖母というニックネームをつけてもらい皆がそう呼んでくれて、それは嬉しいことだけど、「深川は怒らない人」というようにイメージを固定されて見られるようになってきていたそうです。

アイドルって割と決まったキャラクターで見られることが多いですよね。
そこをまずフラットにした上で、様々な役柄を演じる女優という仕事に挑んでいきたいと考えたのだそうです。

若いながらとてもしっかりした考えだと思います。

深川麻衣 主な出演作品と役柄

深川麻衣が女優として出演した主な作品と演じた役柄を、簡単にご紹介します。

  • パンとバスと2度目のハツコイ」(2017年 映画)市井ふみ 役
    パン屋で働くふみは独特の結婚観を持った恋愛こじらせ女子で、先日も恋人と別れたばかり。ある日、中学時代の初恋の相手・湯浅たもつ(山下 健二郎)と偶然再会するが、たもつは今も離婚した元妻のことを今でも忘れられずにいた。(※この作品で深川は映画初主演を務め、さらに第10回TAMA映画賞で最優秀新進女優賞を受賞しました。)
  • 嗤う蟲」(わらうむし)(2025年 映画)長浜杏奈 役
    自然豊かな田舎での暮らしに憧れる杏奈は、脱サラした夫・輝道(若葉竜也)とともに農村の麻宮村に移住する。村民たちは二人を歓迎するだけでなく、何故か異常なほどにお節介を焼いてくる。最初はただ不信に思っていた二人だったが、やがて麻宮村に隠された「掟」に巻き込まれていく――
  • おもいで写眞」(2021年映画)音更結子(おとさら ゆうこ) 役
    仕事をクビになり、母親代わりだった大切な祖母も亡くした結子は、傷心のなか故郷に戻ることに。幼馴染から老人向けの遺影の撮影を勧められたのをきっかけに、彼らの縁のある場所でおもいでの写真を撮るようになる。老人達とふれあって彼等を笑顔にすることで、結子は人生の意味を見出していく
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深川麻衣 おすすめの出演作品

深川麻衣の出演作の中で、特にお勧めのものをあらすじとともにご紹介します。
(一部ネタバレを含みます。)

「愛がなんだ」(2019年 映画)

あらすじ

「八日目の蟬」や「紙の月」で有名なベストセラー作家・角田光代の恋愛小説を映画化。監督は「街の上で」などで知られる今泉力哉。

28歳のOL テルコ(岸井ゆきの)の生活は、大好きな『マモちゃん』こと田中守(成田凌)を中心に回っている。マモちゃんから電話が来れば、深夜だろうと仕事中だろうとかまわず、すぐ彼のもとへ駆けつける。

業務もそっちのけで平日デートに向かったりするので、仕事もクビになる始末。

マモちゃんの食事を作ったり、体調の悪いときは看病してあげたりと色々つくすのだが、それでもテルコはマモちゃんの「恋人」ではない。彼はテルコに対して恋愛感情はなく、都合よく使っているだけなのだ。気が変わると突然、部屋から追い出して”帰れ”と言ったりする。

『それでもマモちゃんと一緒にいられるなら構わない』、そんなふうに思っていたテルコだが、マモちゃんにはすみれ(江口のりこ)という好きな女性がいることが分かり……。

深川麻衣は主人公の友人役

深川麻衣が演じるのは、坂本葉子(さかもとようこ)という女性。
初めての茶髪で”オトナの女”の役に挑みました。

テルコ(岸井ゆきの)とは長い付き合いの友人で、ちょっとわがままな一面もあり、色男には目がない。

テルコをいいように振り回すマモルのことを批判するも、テルコは彼に肩入れしてぞっこんなので、半ばあきれている。

テルコとは違い、恋に夢中になるというよりは現実的で冷めた部分もあり、自分のことを好きな仲原(若葉竜也)を、ビールを買いに行かせるなどしてパシリのように扱っています。

ちょっとイヤな部分も持った新しい深川麻衣の役どころとして楽しめると思います。

「愛がなんだ」作品自体の見どころ

よく映画で描かれる、いわゆる美しい恋愛ではなく
『私は彼に尽くしたいからこうしているの。愛とか関係ない』と言わんばかりのテルコの心情が、「愛がなんだ」というタイトルによく表れていると思います。

「一途に彼のことを想っている」「献身的に尽くしている」と言うと聞こえはいいですが、自身や他の人のことを全く考えずマモちゃん(成田凌)に執着する様子は、そこまでするか?と見ていて痛々しいところもあります。現実に傍にいたらちょっと引いてしまうかもしれない。

それでも岸井ゆきのの可愛らしさと演技力によって、テルコは重すぎずどこかコミカルなキャラクターに仕上がっておりちょっと変わった恋愛モノとして楽しめると思います。

「水曜日が消えた」(2020年 映画)

あらすじ

主人公の「僕」(中村倫也)は曜日ごとに人格が入れ替わる
幼い頃の事故で人格が7つに分かれてしまい、それぞれが各曜日を担当して生きているのだ。

火曜日くんは火曜日だけをずっと繰り返し生きていて、水曜の朝に目が覚めると水曜の人格に代わっている。

お互いの意思疎通はメモでやりとりして(家の中にはいたる所に付箋が貼ってある)、不便ながら7人の『共同生活』は16年ほど続いていた。

しかしある水曜の朝、目が覚めても人格がまだ火曜のままであることに気づく。

火曜日くんは驚きながらも、水曜日も自分のままで自由に生きられることを歓ぶ。

今まで行けなかった図書館(火曜は定休日)にも行けるようになり、そこで従業員の女性(深川麻衣)に恋をする

少し広がった人生に感謝して、それを楽しむ火曜日くん。
しかし、彼の精神に変調が現われ始めて……。

深川麻衣は図書館の従業員役

©「水曜日が消えた」製作委員会

深川麻衣は、図書館の司書である瑞野(みずの)を好演。

髪をポニーテールにしてエプロンをつけ本を整理している様子を見ると、図書館員がとてもよく合うと感じます。

ささやくようなキレイな声で火曜日くん(中村倫也)に話す、素朴で可憐なキャラクターです。

火曜日くんへの好意や距離感を、微妙な表情の変化などで自然に表現しています。

火曜日くんも彼女のことを想っているものの、曜日ごとの人格交代のためにうまく恋路が進まないのは、観ていてもどかしくなります。

中村倫也の「普通っぽさ」も上手い

この作品では中村倫也のいい意味での「普通っぽさ」も効いています。

終盤に7人の人格を見事に演じ分ける場面もあり、そこでも実力を感じさせるのですが、
物語は主に「火曜日」という極めて普通な人格を主体に展開していきます。

本作の醍醐味はあくまで「曜日ごとの人格交代」という設定にあると思いますが、
もし演じる俳優のルックスが強調的だったり、濃い演技をする人だったら、
設定とバッティングしてその醍醐味が薄れてしまう……そんな気がします。

「普通の人」が「普通でない設定」に翻弄される様が、観ていて面白い。
(例えば火曜日くんが朝目覚めると、横に知らない女(月曜日くんが連れてきた)が寝ていて飛び起きる…等)

普通っぽさを巧みに表現できる中村倫也を起用したのも成功の理由の一つだと思います。

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