【髙石あかりの経歴】なぜ朝ドラに起用?納得の理由と魅力を解説

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俳優

2025年秋から放送されるNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の主演は、女優の髙石あかりさんが務めることが発表されています。
髙石さんといえば知る人ぞ知る実力派の若手女優さんですね。

 「何だか可愛らしい人だけど、いままでどんな作品に出演してきたのかな?」
 「なぜ突然、朝ドラのヒロインに抜擢されたのだろう?」

この記事では、彼女の経歴と朝ドラ起用の背景、魅力が分かる出演作品をご紹介していきます。

髙石あかりの経歴や魅力

髙石あかり 経歴

髙石あかりは、宮崎県出身、2002年12月19日生まれの22歳(2025年3月時点)。
特技として歌うことやダンスを挙げています。

小さい頃から俳優を夢見ており、学校の卒業文集などにも『将来は女優になりたい』と書いていたそうです。
2014年にエイベックス主催の「キラットエンタメチャレンジコンテスト」でナルミヤオンライン賞を受賞したのをきっかけに、12歳で芸能界入りしました。

その後はダンスボーカルグループ aX’s(アクロス)のメンバーとして活躍、2019年にはグループを卒業し、女優に転身して俳優業を始めました。

2020年に国民的人気マンガを舞台化した「鬼滅の刃」で、主人公の竈門炭治次郎の妹であり鬼となった少女・ねず子を熱演、注目を集めます。

2021年の「ベイビーわるきゅーれ」では映画初主演(伊澤彩織とのW主演)を務め、女子高生でありながら殺し屋として悪人を倒す杉本ちさとを演じました。

2023年の映画「わたしの幸せな結婚」では、ヒロインの今田美桜をいじめる我がままな異母妹・斉森香耶を演じ、同作などの評価によって第15回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞を受賞。

他にも2025年TBS系ドラマ「御上先生」などにも出演し、今後のさらなる活躍が期待される女優さんです。

髙石あかり 魅力

大きな瞳が印象的な可愛らしいルックスながら、語る声はやや̞低めで、しっかりと自身の意見を述べる人です。
女の子というより骨太な女優さんという印象を持ちます。

演技力にももちろん確かなものがあり、初主演となった映画「ベイビーわるきゅーれ」だけでも、シーンによって、マシンガンを携えてヤクザと果敢に戦う殺し屋、ルームメイトのまひろと他愛のない会話をする普通の女の子、メイドカフェで働くメイド……と様々なキャラクターを無理なく演じ分けています。

他の作品でも若手とは思えぬほどの安定した芝居で観る者を楽しませてくれます。

NHK朝ドラに起用された理由

朝ドラ「ばけばけ」ヒロインの選考が行われたのは、歴代3番目に多い応募者(2892人)が臨む大規模なオーディションでした。

最終選考に残った9名の中には有名な俳優もいましたが、選考側は知名度などではなく「自然体の演技ができ、そこに本当に生きていると思わせる人」を基準としており、それを満たす存在感と演技力を兼ね備えた髙石あかりに、満場一致で決まったそうです。

髙石にとって朝ドラのヒロインになることは子供の頃からの夢で、過去2回朝ドラのオーディションに挑むも落選していましたが、今回念願が叶うこととなりました。

ヒロインに決まった瞬間は歓びで頭が真っ白になり、また発表会見でも涙ながらに感謝と意気込みを伝えていたそうです。

髙石あかりの魅力がわかる映画作品

そんな髙石あかりの魅力と演技力を楽しめる映画作品をご紹介します。

2021年「ベイビーわるきゅーれ」

女子高生のかたわらで殺し屋として働く杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)の二人によるバイオレンスアクション映画。

二人は高校卒業と同時に職場の寮から出され、バイトをしながらひとつの部屋で一緒に生活することになる

殺し屋の腕は一流なのに社会不適合者の二人は、まともな生活を送ることも一苦労で、家賃の払い方も分からない始末。

ちさとは何とか飲食店などのバイトをこなすも、コミュ障のまひろは上手く人と働いてくことができず落ち込んでしまい……お互いに協力したり反発しながらも、仲良くダラダラと暮らしていく二人

ある日、ちさとのバイト先にヤクザの親子がやって来たことがきっかけで争いになり、アジトに乗り込んで命がけの銃撃戦・肉弾戦を繰り広げることになる。


本作は二人のゆるい会話劇が独特の雰囲気でおもしろく、いつまでも観ていられます。
一方でヤクザとの戦闘シーンはなかなか圧巻で、スタントを使わず自ら挑戦したハイスピードのアクション迫力の銃撃戦には目を見張るものがあります。

かわいくカッコイイ髙石あかりを観たい方におすすめ。
シリーズもので、映画の続編やドラマも製作されています。

2022年「とおいらいめい」

舞台は、数ヶ月後に彗星の衝突が予言されており、人類の滅亡を目前に控えた世界。

そんな中、父の死をきっかけに実家に戻ってきた長女・絢音(吹越ともみ)と次女・花音(田中美晴)は、年の離れた腹違いの妹・音(石あかり)と再会。三姉妹で一緒に暮らすことになる

絢音は生き永らえようとする人のためのシェルター設計・建設の仕事をしていて、それを強奪しようとする者達による危険と隣り合わせ日々。妹の花音はそんな危ない仕事を続ける姉を理解できずにいた。

また一人だけ母親の違う音は、幼い頃に姉2人と一緒に過ごした記憶がなく、大人になってからも疎遠だったため、どこか距離を感じ自分を出すことができない

それぞれにわだかまりを抱えた三姉妹は、世界の終焉を前にひとつの家族になれずにいた。

ある日、熱にうなされた音は夢の中で、家出をした小学生の姉妹と出会う。それは昔、ノストラダムスの予言を信じて方舟を探しに出た、幼い頃の絢音と花音だった――。


「隕石による世界の終わり」といういかにもSF的な設定ながら、地球からの脱出とか逃げ惑う人々といった描写はなく、淡々と穏やかに三姉妹の生活を描いていきます

髙石あかり演じる音は、孤独な末っ子で姉2人に対して遠慮がちでモジモジしている感じ
その辺りは「ベイビーわるきゅーれ」で演じた威勢のいい女子高生の殺し屋とは大きく違い、演技の幅を見せつけられます。

音は夢の中で姉たちの過去を知り、目が覚めてからは感情が爆発したように涙ながら自分の心を開放する…このシーンもとても良いのでぜひ観て頂きたいと思います。

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