見上愛(みかみあい)の経歴・学歴と演技の魅力、出演作品のレビュー

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俳優

2025年1月期のフジテレビ系月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」で、冷静な消防局管制員・新島紗良を演じている見上愛さん。

最近特に様々なメディアで見かけることが多くなり、注目度が高まっていますよね。

さらに2026年にはNHKの朝ドラで主人公を演じることも決まっています。

この記事ではそんな見上愛の経歴や、演技の魅力が分かる作品のレビューをご紹介したいと思います。

見上愛の経歴・主な出演作

学歴やデビューのきっかけ

見上愛の基本情報はこちらの通りです。

<基本情報>
名前みかみ あい
生年月日2000年10月26日
年齢24歳(2025年1月時点)
出身地東京都
身長161cm
星座さそり座
学歴日本大学 芸術学部演劇学科 卒業
事務所ワタナベエンターテインメント
特技ギター、バレエ、キーボード 等

中学生のとき、両親に舞台を観に連れていってもらったことから次第に演劇への興味が高まり、元々はずっとハンドボール部に所属していたのを、高校一年のときに演劇部に転部したそうです。

さらに高校の頃から演技の勉強をするためワタナベエンターテインメントスクールに通っていました。役者の道に対する本気度合いが伺えますね。
また、このスクールでいまの事務所のマネージャーにスカウトされたそうです。

高校卒業後は日本大学 芸術学部演劇学科に進み、演出について学んでいます。

尚みに女優の河合優実も同じ大学で、当時から交流がありました。どちらも美人さんで実力派の役者ですね。

主な出演作・経歴

2019年に日本テレビ系ドラマ「ボイス 110緊急指令室」でドラマ初出演し、女優デビュー。

2021年衝動」で映画初主演(倉悠貴とのW主演)を飾り、声を失った孤独な少女という難役を演じブレイクのきっかけとなりました。

2024年、吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」では柄本佑演じる藤原道長の娘・藤原彰子を演じ注目を集め、同年の映画「不死身ラヴァーズ」で映画単独初主演を果たします。

コマーシャルでも、JRA競馬のCM(共演:長澤まさみ)、洗剤キュキュットのCM(共演:多部未華子、志尊淳)などで見かけますよね。

2026年春から放送されるNHKの連続テレビ小説「風、薫る」では主人公の1人を務めることが決まっています。(もう1人の主人公はオーディションで選抜予定。)
本作は明治時代に看護士として奮闘する女性を描くそうで、見上愛のさらなる活躍が楽しみですね。

見上愛が出演する作品のレビュー

そんな見上愛が出演し、彼女の演技力を垣間見られる作品とそのレビューをご紹介します。

「偽りのないhappy end」(2021年)

エイミ(鳴海唯)は中学を卒業してから地元の滋賀を離れ、東京で一人暮らしをしている。

ずっと滋賀に一人で残っている妹のユウ(河合優実)に半ば強引に東京に出てくるよう勧め、姉妹は一緒に暮らし始めるが、ある日ユウが行方知れずになってしまい…

行き先を必死で調べる中、エイミは自分と同じように妹が行方不明になったヒヨリ(仲万美)と出会う。二人は協力して互いの妹が消えた真相を探り始めるのだが…。

姉妹の日常的な描写から始まるものの、後半は展開が大きく変わり、事件の犯人を捜すサスペンス要素が強くなっていきます。結末はけっこう難解で、観る者の解釈に委ねる部分も非常に大きい。

見上愛は出番は少ないものの、失踪した河合優実の友人マイとして好演しています。

「衝動」(2021年)

あらすじ

監督・脚本・企画:土井笑生。
ハチ(倉悠貴)は違法ドラッグの運び屋のバイトをしており、住所もなくネットカフェに寝泊りする日々。人生に対する希望もなく投げやりで生きており、クソみたいな人生の、そのおまけだと思っている。その影には、慕っていた兄が殺人の罪で服役しているという背景もあった。

そんな中、ハチはふとしたきっかけでアイ(見上愛)という少女に出逢う。彼女はあるトラウマから声を出すことができず、筆談で人とコミュニケーションをとる。アイもまた売春で生計を立てており、ハチと似た孤独を背負っていた。

「何処にも行くところなんか無い」、同じような虚無感を抱えた二人は互いに大切な存在となっていく
ハチはこの現状から抜け出しアイと生きていこうと、ドラッグの元締めのアジトから薬を盗んで売ろうとするのだが……。

感想・見どころ

若い頃に誰もが多かれ少なかれ経験する、行き場のない感情やモヤモヤした衝動、それを爆発させたような作品です。

全体的にハードな世界観の中で、ハチとアイが二人で話しているシーンが好きでした。話すといってもアイは声が出ないので、ハチの問いかけに対して都度、手帳に書きそれをやぶって渡します。そのやりとりが何だか微笑ましく感じられました。

ただハチのセリフに説明的なところが多く、やや冗長に思えました。(アイが話せないという設定上、それを補う必要はあったのかもしれませんが。)

また終盤のラブホテルでのシーンでかなり暴力的・性暴力的な描写があり、そこは観ているのが結構しんどかったです。ハチ達を搾取する側の「悪役」としてドラッグを取りしきるグループがあるのですが、その設定もややチープで説得力に欠ける気がしました。

しかし役者陣の演技は、とても良いものだったと思います。
倉悠貴は、自身の置かれた境遇に対するどうしようもない苛立ち、閉塞的なやり切れなさを、薄っぺらくなることなくリアルに表現しています。

見上愛も、声が出せないという難役ながら、表情や彼女自身のミステリアスな雰囲気がうまくアイというキャラクターにハマっていたと思います。

また、川郷司駿平がハチの兄役なのですが、拘置所の面会室で彼が自身の罪を独白するシーンで、その演技力と、色白で端正な顔立ちも相まって非常に恐ろしく感じられました。

他にもネットカフェで他愛のない会話をする関係の山本月乃など、今後さらに活躍するであろう若手俳優の実力を堪能できる作品だと思います。

往生際の意味を知れ!(2023年)

あらすじ

こちらは映画ではなくドラマになります。米代恭による同名漫画を映像化したもの。

大学時代に映画監督をしていた市松海路(いちまつかいろ/青木柚)は、日下部日和(くさかべひより/見上愛)の不思議な雰囲気に惹かれ、自身の映画に出演してもらえるよう頼む。

日和は有名な漫画エッセイスト・日下部由紀の娘で、三姉妹の長女だった。その後、市松は日和に告白して付きあうことになるも、1ヶ月でふられ彼女は失踪してしまう。

それから7年のときが経ったが市松はいまだに日和のことが忘れられず、彼女と結婚したいと思っていた。そんなとき、唐突に日和から連絡がきて会うことに…!

7年ぶりに再会した日和は市松に「自分の出産ドキュメンタリーを撮ってほしい」「そのために市松君の精子をちょうだい」突拍子もないお願いをするのだが…⁉

8話あるドラマですが、1話あたり30分弱と短めで、内容も引き込まれて割とあっという間に観られると思います。

見どころ・役者の魅力

ストーリーがけっこう派手な展開を見せますが、その中でも主演2人の演技は光っていると思います。

青木柚は、日和のとんでもない要求に応じながら、彼女を好きではないフリをしつつ復縁を狙っている、という難しい心情を熱演。
「うみべの女の子」の衝動的な役とはまた違った、内向的でオタクっぽいカッコ悪さも表現できるのが青木柚の強みだと思います。

見上愛は彼女のミステリアスな雰囲気と確かな演技力で、日和というキャラクターを確立させています。
序盤こそ何を考えているのか分からない謎めいた存在ですが、やがて明かされる彼女の真の目的や、それが上手くいかなかったときなど、不意に見せる人間らしさに更に引き込まれます。

【見上愛 出演】映画作品を観るには

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