最近さまざまな作品で見かけることが多くなった俳優の細田佳央太さん。
この記事では細田佳央太のデビューのきっかけやプロフィール、出演作やその役どころなど、彼の魅力をお伝えしていければと思います。
細田佳央太 経歴
細田佳央太 デビューのきっかけとプロフィール
細田佳央太のプロフィールはこちらの通りです。
<基本情報> | |
名前 | ほそだ かなた(本名同じ) |
生年月日 | 2001年12月12日 |
年齢 | 23歳(2025年6月時点) |
出身地 | 東京都 |
身長 | 173cm |
血液型 | A型 |
事務所 | アミューズ |
特技 | バスケットボール |
趣味 | NBA情報の収集・ポケモン |
小さい頃からゲームが好きで、TVでゲームのプレイ動画が流れているのを見て「TVの世界に入ればゲームがたくさんできる」と思い、芸能界に入りたいと感じたそうです。何ともかわいらしいエピソードですね。
そして母親が芸能事務所に履歴書を送ったことがきっかけで芸能界入りをしました。
子役として活動しつつ、役者の仕事に興味を持ったのはもう少し大きくなってからのこと。2014年に映画「もういちど 家族落語」で俳優としてデビューします。
2019年には石井裕也監督の映画「町田くんの世界」のオーディションで、1,000人以上の応募者の中から見事主演に抜擢されました。
この作品が自身にとっても転機となり、演技の仕事が楽しいと感じられるようになったと言います。
その後も多くの作品に出演し、注目される若手俳優の一人となっています。
細田佳央太 主な出演作
細田佳央太はこれまでに以下のような作品に出演し、様々な役柄を演じてきました。
特にNHK朝ドラ「あんぱん」での好演は話題となりましたね。
- 「町田くんの世界」(2019年・映画)
…何の取り柄もないけど心の優しい青年・町田一を演じる。大切な人と出会うことで、初めて自身の「分からない感情」と向き合っていく。 - 「ドラゴン桜 第2シリーズ」(2021年4月期・TBS日曜劇場)
…昆虫が大好きで、殺生を嫌う心優しい生徒・原健太の役。発達障害ながら一部の能力に秀でており大学受験に挑む。 - 「どうする家康」(2023年・NHK大河ドラマ)
…徳川家康(松本潤)の息子・信康として、武田信玄(阿部寛)らと敵対し戦乱の世を生き抜く武将を熱演。 - 「あんぱん」(2025年4月期・NHK連続テレビ小説)
…石材店の石工である原豪(はらごう)を演じる。蘭子(河合優実)と互いを想い合う関係ながら、戦争での入隊により離れ離れに。
細田佳央太の魅力は、まっすぐな優しさ
細田佳央太が演じる役柄は、純粋で真っ直ぐな、他人のために怒ったり励ましたりできる優しさを持った人物が多い気がします。
そのような魅力はきっと演技だけで出せるものではなく、彼自身の性格というか気質が滲み出ている部分があるのだと思います。
シリアスな雰囲気の中で、彼が出てくると少しホッとして和やかな感じになるのは私だけではないのではないでしょうか。
細田佳央太 出演作とあらすじ
細田佳央太が出演する作品の一部を、あらすじとともにご紹介します。
(物語の核心にはふれないよう配慮していますが、一部のネタバレを含みます。)
「線は、僕を描く」(2022年 映画)

大学生の青山霜介(横浜流星)は2年前に災害による洪水で両親と妹を亡くし、いまもその悲しみから立ち直れないでいた。
ある日バイトで水墨画のイベント設営に参加した霜介は、椿(つばき)の花が描かれた一枚の水墨画を見て、心打たれ涙する。
そして水墨会の重鎮である篠田湖山(三浦友和)に声をかけられたことがきっかけで彼の生徒となり、水墨画を練習することに。
墨一色だけで描かれる水墨画は、彼の精神状態を如実に映し出していく。
霜介は一心に練習に打ち込み、また水墨会の温かい人達との関わりを通じて、自身の傷ついた心と向き合い少しずつ希望を取り戻していく。
霜介(横浜流星)の通う大学の友人・古前巧。自身はもうすぐ就職する一方で、未だ家族を亡くした悲しみから抜け出せないでいる霜介を気にかけ、励まそうとする。
「女子高生に殺されたい」(2022年 映画)
古屋兎丸作の原作マンガを、「愛なのに」「よだかの片想い」などで知られる城定秀夫監督が映画化。
東山春人(田中圭)は高校教師として善良で知的な先生を演じているが、他人に殺されることに快感を覚えるという特殊な性癖を持っており、その対象としていつしか「女子高生に」殺されることを強く求めるようになっていた。
春人が担任するクラスには、
内気だが動物の心が分かるなど不思議な能力を持つ小杉あおい(河合優実)や、
あおいの親友で、春人に好意をよせる佐々木真帆(南沙良)、
明るい性格で友人も多い君島京子(莉子)、
柔道部員として熱心に練習に励む沢木愛佳(茅島みずき)、
といった生徒がいる。
この中の一人が実は多重人格であり、しかも殺人者の人格を有していることを知る春人は、その人に自分を「殺させる」ため、長い時間をかけ綿密な計画を立てる。
そして決行当日、文化祭でクラスの演劇会がとり行われる最中、春人は舞台裏でその女子高生の別人格を呼び出そうとするーー。
真帆(南沙良)に好意を持つ同級生・川原雪生を演じる。まっすぐで純粋な性格で、出番は少ないものの、終盤では狂気を見せる春人(田中圭)から真帆を守ろうとする勇姿を見せる。