俳優・中島歩の経歴 出演作品とおすすめ映画を紹介

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俳優

2024年7月期フジテレビ系ドラマ『海のはじまり』で、目黒蓮の会社の先輩役を演じて話題となった中島歩さん。イケメンなルックスと低音の声が魅力的な俳優ですね。
この記事ではそんな中島歩の経歴や過去の出演作、おすすめ映画をご紹介したいと思います。

中島歩 経歴

中島歩の基本情報は以下のとおりです。

<基本情報>
名前中島 歩(なかじまあゆむ)
生年月日1988年10月7日
年齢35歳(2024年9月現在)
出身宮城県
身長184cm
特技落語・釣り・ギター・写真
事務所テンカラット

明治時代の小説家である国木田独歩の玄孫に当たります。

昔から人前で何かを表現することに興味があり、大学在学中は落語研究会に所属していたそうですが、やがて演技で表現する仕事・俳優を志すようになりました。

そのきっかけを掴むためモデルをしていましたが、2012年には俳優業一本に絞り、アルバイトをしながらオーディションを受ける日々を過ごしていました。

そして2013年の美輪明宏主演の舞台『黒蜥蜴』のオーディションで約200名の中から見事、主要な役を掴み取り、俳優デビューとなりました。

その後も2014年NHK連続テレビ小説『花子とアン』や 映画『偶然と想像』『愛なのに』など話題作への出演が続き、今後の活躍が期待される俳優さんです。

中島歩 おすすめ映画作品

「愛なのに」(2022年)

多田浩司(瀬戸康史)は古本屋を営む中年の男。ある日、女子高生の矢野岬(やのみさき/河合優実)が店の本を取って逃げるのを見て、万引きだと思い追いかける。

しかし岬は真剣に逃げている様子でもなく、走り疲れた多田に自販機の水を奢ったりする。

話を聞くと岬は以前からこの古本屋に来ており、多田に対して恋心を抱いていた。それで多田に自分のことや名前を知ってもらうため、万引きしたと打ち明ける。

岬の気持ちは真剣で「好きです。結婚して下さい」と多田に言う。

とにかくその日は岬に帰ってもらうが、その後も彼女は店にやってきて「求婚」の手紙を多田に渡していく。まだ若いからと断り続けるも、それとは別に多田は、かつて自分をふった女性・佐伯一花(さいきいっか/さとうほなみ)への想いを忘れられずにいた。

その一花は、若田亮介(中島歩)と婚約しており結婚式を控えている。しかし式の準備を手伝わない亮介に一花は嫌気がさしており、二人の仲は険悪なムード。その上、亮介の浮気が発覚してしまう。

一花は腹いせに「私も浮気をする」と言い出し、自分に好意を持っている多田を呼び出してホテルに行く。一花から事情を聞き「こんなこと絶対におかしい」と説得する多田だったが、一花に押し切られる形でベッドに入り……。

中島歩が演じる亮介は、一花(さとうほなみ)との結婚が控えているにも関わらず、あろうことかその結婚式を手配しているウェディングプランナーの女性(向里祐香)と身体の関係をもつという、いわゆるクズな男。

しかし誤解を恐れずに言うと、中島歩はこのような男を演じるのが非常に上手い。自身の浮気に気付いた一花に対し、弁解しつつ言いくるめようとする様がとてもリアルです。

そんな大人のいやらしさが『岬から多田への純愛』と上手く対比され、幅広い愛の形を表現している作品だと思います。

「よだかの片想い」(2022年)

直木賞作家・島本理生の同名恋愛小説を、安川有果監督が映画化。脚本は城定秀夫。

女子大生の前田アイコ(松井玲奈)は、顔の左側に大きなアザがある。幼い頃にそのアザをからかわれたことで、恋愛からは距離を置いて生きてきた。

しかし「顔にアザや怪我をもった人」のルポルタージュ本の取材を受けたことで話題となり、彼女を取り巻く状況は大きく変わる。
本は映画化されることになり、監督の飛坂逢太(中島歩)と知り合う。
初めは映画化を断っていたアイコだったが、次第に飛坂の人柄に惹かれていき、映画化を受けることに。
彼との距離を縮めていく中で、自身のコンプレックスと向き合い、恋と人生を見つめ直していく女性の物語。

題名の「よだか」とは宮沢賢治の短編小説「よだかの星」に登場する鳥のこと。醜い容姿で嫌われながらも懸命に生きていこうとする者の象徴として引用されているようです。

中島歩は映画監督としてアイコを題材とした作品を撮りつつ、プライベートでも彼女と親密になる男を好演。監督でありながら彼氏でもある、そんな思いの間で揺れる様子を繊細に表現しています。

「平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー」(2019年)

二宮健による監督・脚本。30分程のショートムービーです。
世は平成の終わり。あと数日で元号が令和に変わる頃、ミュージシャンのユーシン(篠原悠伸)は「平成最後の曲」を作れずに苦しんでいた。
彼はなぜか傍で人が踊っていないと作曲ができず、そのダンサーの一人として真須美(伊藤沙莉)がアルバイトで参加することになる。

この不思議な設定に、怪訝な顔でダンスをして作曲を応援する真須美らの光景は何ともシュールで笑えます

真須美の励ましもありついに曲を作り上げたユーシンは、実はやったことのない「人前での歌唱」をすべく、ギターを背負って路上に立ちます。

一方の真須美も、つきまとう元カレへの思いを断ち切るかのように、今まさに平成が終わろうとする雨の渋谷の雑踏を駆け出していく。
新しい時代の始まりとともに、自らも生まれ変わろうとする若者たちの物語

コメディと青春映画が同居したような不思議な世界観の中で、伊藤沙莉の演技がリアリティを与えています。中島歩は脇役ですが、自身の浮気によって真須美と別れるも、またヨリを戻そうとしてくる独特な雰囲気をもった元カレを演じています。

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