【伊藤沙莉はなぜこんなに人気?】その理由と魅力、おすすめ映画も紹介

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俳優

2024年4月期・NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」で、ヒロインである伊藤沙莉さんの好演が話題となりました。

これまで知る人ぞ知る役者さんでしたが、メディアへの露出が増え飛躍的に知名度が上がりましたね。

失礼ながら私も、以前は彼女の魅力が分かっておりませんでした。でも出演作品で彼女の演技を観て、いまではファンの一人です。

この記事では伊藤沙莉さんの人気の理由を解説し、特に彼女の魅力が感じられるおすすめの映画作品をご紹介したいと思います。

伊藤沙莉ってどんな人?

まず彼女がどんな人なのか、その略歴から追っていきたいと思います。

略歴~子役からの活躍

<基本情報>
本名伊藤沙莉(いとうさいり)
生年月日1994年5月4日
年齢30歳(2024年5月時点)
出身地千葉県
身長151 cm
血液型A型
事務所アルファエージェンシー

下の御名前は「さり」ではなく「さいり」と読みます。”個性的に育ってほしい”という思いを込めてお母様が名付けたそうです。

元々はダンサー志望でしたが、試しに受けたオーディションに合格したことがきっかけとなり9歳のときにTVドラマ「14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜」でデビュー、役者としての道を歩むことになります。

子役時代から数々のドラマや映画に出演、特に学園モノが多く「女王の教室」(2005年・天海祐希主演)や「GTO」(2014年・反町隆史主演)で彼女を目にした方も多いのではないでしょうか。

ただ一時はいじめっ子の役が続いたため、そのイメージの影響か、仕事の減少もあったそうです。

そんな中、2017年のNHK朝ドラ「ひよっこ」の出演によって知名度が上がり、その後いろいろな役を得ることに繋がったと言われています。

役者だけでなく、そのハスキーボイスを活かしてアニメ「映像研には手を出すな!」や「すずめの戸締まり」で声優としても活躍しています。
他にもマクドナルドのCMなどでもよく見かけますよね。

家族について

伊藤沙莉は3人兄弟の末っ子で、上に兄と姉がいます。
沙莉が幼い頃、父親は会社を経営していましたが、倒産して父は蒸発してしまったとTVで明かしています。

そのため家を追われて母子家庭でずいぶん苦労して育ってきたそうです。しかし今ではその大変な経験が演技の糧になっているのかもしれません。

兄はお笑いコンビ「オズワルド」のツッコミ担当、伊藤俊介であることはよく知られています。ただ子役から活動していた沙莉の方がデビューが早く、俊介より8年先輩に当たります。

以前は兄妹が芸能人であることはお互いメディアで明かしておらず、折を見て発表するつもりだったようです。
しかし沙莉が有名になってきた頃と、俊介が漫才コンテスト「M-1グランプリ」の決勝進出で知名度が上がった時期が重なり、結果として同じ位のタイミングで世に知られることになったそうです。

フジテレビのトークバラエティ番組「まつもtoなかい」では、兄妹での共演を果たし話題になりました。

伊藤沙莉 人気の理由 3つの魅力

続いて伊藤沙莉の人気の理由を紹介していきましょう。

確かな演技力

伊藤沙莉には子役の頃から様々な作品の中で培ってきた確かな演技力があります。

また2018年の第10回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞をはじめとして、多くの賞を受賞してきました。

彼女は独特の存在感を持っており、30代でありながら少女のようで、おばちゃんっぽさもあり、ときには少年のようにも見える、様々な役柄に変化できる存在だと思います。

2024年4月期のNHK朝ドラ「虎に翼」で演じているヒロインについては、通常はオーディションで女優を選抜するところを、番組プロデューサーが伊藤の表現力に惚れ込んで、オーディションを行わず直々に伊藤へ出演をオファーしたそうです。
いかに彼女の演技力が信頼されているかがうかがえますね。

「普通」を表現できること

演劇の世界では、普通の人を演じられることが大切だと言われています。
もちろん一部の特殊な役柄はあるものの、多くの場合は会社の従業員や主婦、弁当屋のおばちゃんなど、普通の人を演じる機会が圧倒的に多く、それを観て感銘を受ける私たちもまた普通の人間であるからです。
奇をてらうことなく地に足のついた「普通」を表現できるからこそ、脇役から主演まで幅広くこなせるのだと思います。

ひたむきな生き様

伊藤沙莉のように小柄な女性は、一見して弱そうな存在に映ります。

しかし彼女の内にある強い信念と、独特のハスキーボイスから、総じて我々は弱い人間がひたむきにがんばって生きているさまを目にすることになります。

朝ドラ「虎に翼」のヒロインも、女性初の弁護士として戦後の荒れ果てた時代に困窮する女性たちを救うべく尽力します。まさに伊藤にピッタリの役ではないでしょうか。

朝ドラに限らなくとも、彼女の奔走する姿を観るたび私たちは「守ってあげたい」「応援したくなる」「彼女ががんばっているのだから、自分もがんばろう」と元気をもらえるのだと思います。

伊藤沙莉 おすすめの映画3選

伊藤沙莉の出演作の中で、彼女の魅力を垣間見られる映画作品を3つご紹介します。

「ちょっと思い出しただけ」(2022年)

松居大悟による監督・脚本。第34回東京国際映画祭で観客賞を受賞。

佐伯照生(池松壮亮)は怪我によってダンサーの道をあきらめ、劇場の照明係として働いている。
野原葉(伊藤沙莉)はタクシーの運転手で、様々な人を目的地まで送る日々。

この二人が恋人どうしだった6年間を、別れ→付き合っていた頃(同棲)→出会い、と時間をさかのぼる形で物語が進んでいきます。
いずれ別れることが分かっているから、ラブラブに過ごしている二人も切なく見えてしまいます。

最後まで特別な出来事が起こるわけではなく、淡々とドキュメンタリーのように幸せだった頃の日常を切りとっていく
そんな二人を観ているうちに、私たちはふと自分自身の思い出を振り返ることになります。

誰しも忘れられない恋愛や大切な記憶があって、それを「思い出す」ことは(たとえ幸福なことばかりじゃなかったとしても)現在を生きる私たちに小さな励ましをくれます。

伊藤沙莉と池松壮亮の演技が、綺麗に作り上げられた押しつけではなくどこまでも自然体であるから、観る者に自身の記憶を「思い出す」余白を与えてくれているのだと思います。

「平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー」(2019年)

二宮健による監督・脚本。30分程のショートムービーです。

世は平成の終わり。あと数日で元号が令和に変わる頃、ミュージシャンのユーシン(篠原悠伸)は「平成最後の曲」を作れずに苦しんでいた。

彼はなぜか傍で人が踊っていないと作曲ができず、そのダンサーの一人として真須美(伊藤沙莉)がアルバイトで参加することになる。

この不思議な設定に、怪訝な顔でダンスをして作曲を応援する真須美らの光景は何ともシュールで笑えます

真須美の励ましもありついに曲を作り上げたユーシンは、実はやったことのない「人前での歌唱」をすべく、ギターを背負って路上に立ちます。

一方の真須美も、つきまとう元カレへの思いを断ち切るかのように、今まさに平成が終わろうとする雨の渋谷の雑踏を駆け出していく。

新しい時代の始まりとともに、自らも生まれ変わろうとする若者たちの物語です。

コメディと青春映画が同居したような不思議な世界観の中で、伊藤沙莉の演技がリアリティを与えています。

「全員、片想い」(2016年)

片想いをテーマにした8つの短編から成る作品。伊藤沙莉は「MY NICKNAME is BUTATCHI」に出演しています(監督・脚本:飯塚健)。

女子高生のノムラ(伊藤沙莉)は、幼馴染のサタケ(中川大志)に想いを寄せるが、彼は自分の親友であるカンザキ(上原実矩)とつき合っている。

カンザキは自分の親友なので、邪魔をしたくないと自分の想いを胸にしまっていた。しかしあるときノムラはサタケを「久しぶりに鬼ごっこしよう」と言って海辺に連れ出し……。

好きな人についキツイ口調で当たってしまう伊藤沙莉の演技がリアルで切ない。

この他にも、広瀬アリス、斎藤工、志尊淳、横浜流星など、今では有名な役者達が若手として名を連ねており、その意味でも注目したい作品。

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VODにも様々な会社があり、以下の記事で詳しく触れているので良かったらご参照下さい。

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